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メリット

1 ACCESSは、写真dataを扱えるDB(データベース)なので、テーブルに情報を格納するだけで、様々なdata加工(クエリ)、表示(フォーム、レポート)が可能である。テーブル情報だけを修正することで、それ以外の表示が全て修正される。

2 DBとして検索、抽出に条件設定の自由度が高い。

3 テーブルdata、クエリーは、エクセルとエクスポート、インポートが可能であり、部分的なコピペも使える。

4 各フォームをエクセル、CSV、PDFなどの形式でエクスポートすることができる。

5 他の用水施設DBファイルとファイル名、テーブル項目名を共通化しているので、新たなクエリ、フォーム、レポートを他ファイルでもコピーして利用することができる。

6 施設毎、施設写真毎のIDを設定するので、別フォルダにより過去写真の管理も容易となる。

7 Google Mapsから位置情報を入手、テーブルに格納することで、任意項目によるGoogle Mapsを作成、施設写真付きのGoogle Earth(ファイル配布可能)利用もできる。

デメリット

1 利用にはACCESSソフトの購入(MSアカウントによるWeb購入、Microsoft365ビジネス版?)が必要となる。

2 ACCESSでは1ファイル容量に2Gの制約があるため、写真を扱うPhotoDBには格納枚数に制限がある。そのため、PhotoDBを複数ファイル作成し、用水施設DBとリンクさせることで1ファイルのように設定しているため、ファイルの移動によりリンクを再設定する必要がある。

3 地区全体を考慮した施設IDを新たに設定する必要がある。

4 エクセルと異なり、テーブルには行挿入ができない。必ず最終行に格納となるため、表示順を変更するためには別の数値IDが必要となる。施設の見落としがあれば、下流の数値IDを変更することが必要となる。

5 格納する写真ファイル全てにIDを付けなければならない。(Winでの操作は分からないが、Macでは自動ナンバリング化が可能)

6 Google Earthの添付情報はフォームで作成可能だが、エクスポートしたPDFの修正(余白削除)、JPG画像化、ファイル名変更、Google Earth上での貼付け作業が必要となる。

作業の概要

(1)利用方法の検討

施設情報の項目、抽出の有無、施設一覧表、個票などの利用方法、表示を整理する。

(2)データベースの修正設計

事業者、施設管理者と調整した上で、項目、内容の確認を行う。

抽出や変換のクエリー、表示フォーマットを定める。

(3)入力情報の収集と調整

必要な施設情報(施設台帳、図面、写真、過去業務成果、施設管理者の所有する情報)を集める。

固有名称以外に路線、施設のIDを設定する。(重複不可)

施設写真は、施設種と説明項目毎のファイル名を付け、施設毎のフォルダに格納する。

写真は名称変更後に全体をコピーし、縮小ソフトにより650✕480pixl(150~200kb)とする。

(4)情報入力(テーブル)

レコード単位に情報を入力する。

項目削除、追加や修正が可能であるが、項目を変更(削除・修正)した場合、関連するクエリーやフォームにも影響することから注意する。

(5)情報管理(修正)・利用

施設管理として施設個別情報の記録、一覧表による全体管理

施設条件による抽出

Google Earthとの連携

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